
ある日、子どもがふとこう言いました。
「これ、もう食べたくない。」
昨日まで普通に食べていたものなのに、
突然そう言うのです。
「え?昨日まで食べてたよね?」
そう言いながらも、
「まあ子どもってそういうものよね」
「ただの好き嫌いかな」
そんなふうに思って、
深く考えずに流してしまうこともあります。
でも私はずっと、
どうして人には好き嫌いがあるのだろう?
と、なんとなく不思議に思っていました。
好き嫌いは、本当にただの好み?
子育てをしていると、
こんなことはよくあります。
昨日まで食べていたものを、
急に食べなくなる。
逆に、
今まで嫌いだったはずのものを
突然好きになったりする。
そのたびに、
「成長の過程かな」
「ただの好き嫌いかな」
そんなふうに思っていました。
私自身も、
ずっとそう思っていたのです。
でも後になって、
それがまったく違う見方で説明できることを知りました。
アイピーエムには「食生心理」という学問があります
私が学んでいる
アイピーエムという学問の中には、
「食生心理」という分野があります。
これは、
その人が何を食べると
無意識の中でどんな心理が呼び起こされるのか。
それを分析した学問です。
食材だけではありません。
料理の種類。
調理方法。
味の組み合わせ。
さらには、
どんな食べ方をしているのかまで。
様々な料理、そして調理法に至るまで分析され、
人の心理との関係が研究されています。
食べ物は、心理ともつながっている
私たちは、
味だけで食べ物を選んでいるわけではありません。
そのときの気分。
そのときの心理状態。
そして、無意識の欲求。
そういうものも含めて、
人は食べ物を選んでいるのです。
そして食生心理の面白いところは、
どんな心理状態になりたいかによって
食べ物を選ぶことができるというところです。
つまり、
どういう心理になるために
どの食材を使い、
どのように調理して
どのように組み合わせるのか。
それを選ぶことができるのです。
食事はただお腹を満たすものではなく、
自分の状態をつくる行動でもあるのです。
私が驚いたこと
実際に食生心理を知ったとき、
私はとても驚きました。
それまで
「ただの好き嫌い」
だと思っていたものが、
そうではなかったのです。
その食べ物は、
子どもの無意識の奥底にある
本当の気持ちを見せてくれていたのです。
そして、
それまで食べていたものを
急に食べなくなったとき。
逆に、
今まで嫌いだったものを
突然好きになったとき。
そこには、
無意識の中で起きている
心理の変化があることもわかってきます。
つまり、
好き嫌いの裏には、
自分でも気づけないほどの
奥深い心理状態が
反映されていることがあるのです。
食生心理とは、
そうした食べ物と心理の関係を
膨大な研究データをもとに分析し、
体系化された
画期的な学問なのです。
思春期の子どもの心も見えてくる
例えば、思春期の子ども。
「何を考えているのかわからない」
そんなふうに感じることはありませんか?
親には言わない。
本当の気持ちを話さない。
でも、
子どもがふと手を伸ばす食材や
選ぶ料理の中に、
その子の心理状態が
表れていることがあります。
お母さんにも言えない気持ち。
自分でもはっきりわからない本音。
そんな心の奥底が、
食べ物の選び方の中に現れていることがあるのです。
実はビジネスでも使える視点
これは子育てだけではありません。
実は、
ビジネスにも使える視点です。
例えば、
お客様と食事をする場面。
そのとき、
お客様がどんな料理を選ぶのか。
どんな味を好むのか。
そこには、
その人が何に悩んでいるのか。
何を求めているのか。
そういった心理のヒントが
隠れていることがあります。
もしそこが見えてくれば、
どうすれば満足してもらえるのか。
どんな提案が喜ばれるのか。
そんなことも
わかるようになるかもしれません。
本当は癒されたかった気持ち
食生心理を見ていくと、
その人が本当は
何に傷ついていたのか。
本当は何を求めていたのか。
そんな奥深い気持ちが
見えてくることがあります。
それは時には、
本人も気づいていなかった気持ちだったりします。
でも、
わかるからこそ
癒すことができる。
わかるからこそ
変わることができる。
食べ物という
とても日常的なものの中に、
そんな深い世界が
隠れていることがあるのです。
もっと詳しく知りたい方へ
食生心理やアイピーエムについて
もっと詳しく知りたい方は、
お問い合わせページからお気軽にご連絡ください。
日常の中にある
無意識のサインを、
一緒に読み解いていきましょう。
そして最後に、
少しだけこんなことを思ってみてください。
もしかしたら、
今日あなたが食べたいと思ったものにも、
何か理由があるのかもしれません。



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